先週、M&A 関連の大きな同通案件を2件こなしました。
内容は語れないが、設備の話をします。
小型の会議室で、参加者は20名以内。通訳を聞くのは5名。
<課題>
規模から考えると、ブースを設置せず、ワイヤレス発信装置=簡易同通機器でまかなうだろうと高をくくっていたら、思いのほか、話者との距離があって、自分が通訳する声が邪魔してしまうのです。
設備は予め、人材紹介会社が指定していたもの。
一緒に臨んだ相棒も困惑していたので、私だけ耳が悪いわけではないはずです。
<ソリューション>
座席を調整し、話者の近くに座るようにしたら、問題は一瞬で解決したので、この経験は誰かの役に立てたらと思って、記事を書き残します。
さらに言うと、マイクを襟につけるよりも、手に持って、体をうつむき加減にして、声が内側にこもるよう、ひたすら通訳すれば、ノイズをシャットアウトでき、自分の声がよりクリアに聴者に届きます。
実際、改善後は好評でした。今回の設備はTKP様のレンタルで、発信器1、受信機5、プラス運送料など諸々15,000円+税。
<感想>
同通はハードですが、その分、やり遂げた時に爽快感も半端ないので、これからもあらゆる案件を受注できる通訳者として頑張っていきます。